メルカリ探偵

メルカリで本の値段はどう決める?相場には値付けのヒントが隠れている


【📁メルカリ探偵ファイル006】

「相場を見ましょう。」
メルカリの値付けで、よく聞く言葉です。
でも実際に検索してみると……

同じ本なのに、
1,000円で売れているものもあれば、
2,100円で売れているものもあります。

「結局、どれを参考にすればいいの?」

そんなふうに悩んだことはありませんか?

今回は、メルカリ探偵が市場(しじょう)の見方をご案内します。


こんにちは。メルカリ探偵です。
夫婦で古本屋を営みながら、お店では動きにくい本をメルカリで販売しています。
これまでの取引件数は6,600件以上。実際の経験をもとに、「どうしたら売れるのか」を一緒に推理していきます。
👉 本を中心に解説していますが、考え方は他の商品にも応用できます。


👦「メルカリ探偵さん!
いよいよ値段を付けるんだね!」

🤵‍♂️「そうですね。では質問です。
あなたなら、どうやって値段を決めますか?」

👦「うーん……。
メルカリでも『相場を見ましょう。』って書いてあるよね。

だから、売れた値段を参考にすればいいのかな?」

🤵‍♂️「もちろん、それも大切です。
ですが…
それだけでは足りません。」

👦「え?」

🤵‍♂️「今日は、その理由を市場で一緒に見ていきましょう。」

まずは市場を見てみよう


🤵‍♂️「今回は、先日私が実際にメルカリへ出品したこの本で、一緒に見ていきましょう。」

🤵‍♂️「まずは、新しい順に並べます。」

👦「なんで新しい順なの?」

🤵‍♂️「今の市場に一番近い情報だからです。

半年前より、昨日売れた商品の方が、今の市場を教えてくれます。

まずは新しい情報から見ていきましょう。」

👦「なるほど!
じゃあ今度は、売れた商品だけに絞るの?」

🤵‍♂️「いいえ。」

👦「えっ?」

🤵‍♂️「売れた商品にも売れていない商品にも
どちらにも手がかりがあります。

だから私は絞り込まず、どちらも見ます。」

🔍手がかり①

🤵‍♂️「まずは最新で売れた商品です。」

🤵‍♂️「こちらは目立った汚れなしで、1,200円
そして、ここを見てください。

出品から2日以内で売れています。」

👦「本当だ!」

🤵‍♂️「つまりこの状態なら、このくらいの値段で比較的すんなり売れそう。

そんな一つ目の手がかりが見えてきます。」

🔍手がかり②

🤵‍♂️「こちらも目立った汚れなしで、1,999円

売れるまでにどのくらいかかったかはわかりません。
ですが、この値段でも売れたことは分かります。」

👦「じゃあ、このくらいの値段でも売れる可能性はあるんだね!」

🤵‍♂️「そうです、これも一つの手がかりです。」

🔍手がかり③

🤵‍♂️「こちらも目立った汚れなしで、1,000円。こちらも2日以内に売れています。」

👦「すごく早い!」

🤵‍♂️「そうですね。
これは少し安かったのかもしれません。

もう少し高くても売れた可能性があります。」

🔍手がかり④

🤵‍♂️「少し前に売れた商品も見てみましょう。」

🤵‍♂️「こちらは非常に綺麗な状態で、2,100円
2ヶ月前のものですが、この値段でも売れています。」

👦「綺麗なら高めでも売れるんだね。」

🔍手がかり⑤

🤵‍♂️「そしてこちら。
傷や汚れありで、500円。」

👦「傷があっても売れるんだ!」

🤵‍♂️「前回の事件を覚えていますか?」

👦「あっ!大学の教科書!」

🤵‍♂️「そうです。
購入者が求めるものは一つではありません。
綺麗な本が欲しい人もいれば
読むことが目的だから、安い方を選ぶ人もいます。

市場を見ていると、そんなことも少しずつ見えてきます。」

🔍手がかり⑥

🤵‍♂️「では今度は、まだ売れていない商品も見てみましょう。」

🤵‍♂️「こちらは未使用に近い、とても綺麗な本です。
価格は2,400円
いいねも付いています。

ですが、一か月以上売れていません。」

👦「綺麗なのに?」

🤵‍♂️「ここは、まだ答えは分かりません。
少し高いのかもしれません。

あるいは、綺麗な本を探している購入者が現れるまで待っている途中なのかもしれません。

つまり、市場を見る目的は、正解を探すことではなくヒントを集めることなんです。」

👦「探偵さん!ここまで見て、何が分かったの?」

🤵‍♂️「私なら、こう考えます。」

探偵の推理

✅ とても綺麗な本なら、2,000円前後でも売れる可能性がある(ただし売れるまで時間がかかることもある。)

✅ 傷や使用感があっても、価格を下げれば選ばれる可能性がある

✅ 状態と値段のバランスが良ければ、1,200円前後では比較的早く売れそう

👦「なるほど!
市場を見るって、値段を見ることじゃなかったんだ!

売れた値段だけじゃなくて、
状態も
売れるまでの時間も
売れていない商品まで

全部ヒントになるんだ!」

🤵‍♂️「その通りです。
市場には、値付けのヒントがたくさん隠れています。
まずは、そのヒントを集められるようになること。
それが探偵の第一歩なんです。」

👦「でも……
集めたヒントを、どうやって一つの値段にするの?」

🤵‍♂️「そこからが本番です。次の事件では、実際に私がどう推理して値段を付けたのか、お見せしましょう。」

📌探偵メモ

✅ 相場は一つの値段ではない

✅ 売れた商品にも、売れていない商品にも手がかりがある

✅ 値段だけではなく、状態や売れるまでの時間も見る

✅ 市場は答えではなく、考えるためのヒントを教えてくれる

次の事件はこちら

ABOUT ME
uragawabooks
夫婦で古本屋を営みながら、メルカリでの取引件数6,600件以上。毎日「なぜ売れない?」「どうすれば売れる?」を考え続けてきました。 このブログでは、現場で試行錯誤しながら見つけた「売れる理由」を、メルカリ探偵として事件を解くようにお伝えしています。本を中心にお話ししていますが、ここでご紹介する考え方はさまざまな商品にも応用できます。