【📁メルカリ探偵ファイル005 】
『購入者は、この本を何のために買うのでしょうか。』
『買ったあと、どんなふうに使うのでしょうか。』
そこまで考えると、購入者が本当に知りたいことも自然と見えてきます。
今回は、購入者心理の虫眼鏡を使って事件を解いていきましょう。
こんにちは。メルカリ探偵です。
夫婦で古本屋を営みながら、お店では動きにくい本をメルカリで販売しています。
これまでの取引件数は6,600件以上。
毎日のように
「なぜ売れない?」
「どうすれば売れる?」
そんな”事件”を解決してきました。
このブログでは、実際に私がぶつかってきた悩みを、メルカリ探偵の秘密の道具を使って解いていきます。
👉 ※本を中心に解説していますが、ここでお伝えする考え方は、他の商品にも応用できます。
👦「探偵さん!
教えてもらったことを意識して、商品説明を書いてみたよ!」
🤵♂️「……なるほど。」
👦「どうかな?」
🤵♂️「よくできました。
購入者とのギャップをなくそうという考え方も、しっかり身についています。
基本は、もう十分です。」
👦「やったー!」
🤵♂️「……ですが。」
👦「え?」
🤵♂️「今日はいよいよ応用編です。
本日使う道具はこちら。」
🔍 購入者心理が見える虫眼鏡
👦「またこの虫眼鏡だ!
写真の事件でも使ったやつだね。」
🤵♂️「ええ。これまでは、
『購入者は何を見て判断するのか。』
を見てきました。」
👦「うん!
傷や汚れがどこにあるかとか、
どんな写真なら安心できるかとかだね。」
🤵♂️「その通りです。
ですが今日は、その一歩先を見てみましょう。」
👦「一歩先?」
🤵♂️「『この人は、なぜこの本を買うのか。』
『買ったあと、どんなふうに使うのか。』
そこまで見えるようになると、本当に伝えるべきことが見えてきます。」
👦「買う目的まで考えるんだ!」
🤵♂️「ええ。
では、その虫眼鏡を使って挑戦状を解いていきましょう。」
🧩 探偵からの挑戦状①
アイドル写真集です。
購入者が一番気になることは?
① 書き込み
② 折れ・付録の状態
③ 本の重さ
💭少し考えてみてください
🔍購入者心理がわかる虫眼鏡をのぞいてみましょう。
👤「コレクションにしたいから、トレカが付いているといいな。」
👤「きれいな状態で飾りたいな。」
👦「あっ!
だから付録や折れが気になるんだ!」
👦「えーと、じゃあ②!」
🤵♂️「その読みで間違いありません。
アイドル写真集は、コレクションとして買う人も多い本です。
だから、
『折れはありません。』
『トレカ付きです。』
『ポスター未使用です。』
こうした情報が、購入者にとって大切な判断材料になります。
少しの折れでも気になる人が多いので、写真でもしっかり伝えると安心です。」
🤵♂️「では今度は、虫眼鏡なしで考えてみてください。」
🧩 探偵からの挑戦状②
問題集です。
購入者が一番知りたいことは?
① 表紙のデザイン
② ページへの書き込み
③ 本の厚さ
👦「うーん……。
問題集は勉強するために買うんだから……②!」
🤵♂️「その読みで間違いありません。
問題集は問題を解くために買う本です。
だから購入者は、
『書き込みはないか』
『別冊解答は付いているか』
『切り離しページは残っているか』
を確認します。
問題を解いていたり、別冊解答を確認したりできなくなると、本来の目的を果たせません。
一方で、解説ページに少し線が引いてある程度なら、問題を解くこと自体には大きく影響しない場合もあります。
そのような時は、
『解説ページに一部線引きがあります。』
と正直に伝えることで、納得して購入してもらえることもあります。」
🧩 探偵からの挑戦状③
資格試験の参考書です。
購入者が一番知りたいことは?
① 最新版かどうか
② カバーの状態
③ 本の厚さ
👦「えーっと……。
試験で使うなら新しい情報が大事だよね。
①!」
🤵♂️「その読みで間違いありません。
資格本は合格するために情報を使う本です。
どんなにきれいでも、古い版では選ばれにくいことがあります。
『〇〇年度版』
『最新版』
『法改正対応』
など、今使える情報かどうかを伝えることが大切です。」
🧩 探偵からの挑戦状④
大学の授業で使うテキストです。
購入者が一番気にすることは?
① 書き込みの有無
② 値段
③ カバーの状態
👦「うーん……。
勉強するなら書き込みは気になるなぁ。
①!」
🤵♂️「その読みで間違いありません。
授業や勉強に使う人にとっては、
書き込みがないことは大切な価値です。」
👦「やった!」
🤵♂️「……ですが。」
👦「え?」
🤵♂️「実は、もう一つ正解があります。」
👦「えっ!?」
🤵♂️「②の『値段』です。
大学の教科書は、授業で使えれば十分
と考える人も少なくありません。
だから多少の書き込みがあっても、
その分価格が安ければ選ばれることがあります。
『書き込みがありますので、お安く出品しています。』
と理由まで伝えると、納得して購入してもらいやすくなります。」
👦「同じ教科書でも、人によって選ぶポイントが違うんだ!」
🤵♂️「そこまで見えましたか。」
🧩 探偵からの挑戦状⑤
楽譜です。
購入者が一番気にすることは?
① 書き込みの有無
② 状態・ヤケ
③ 出版年
👦「うーん……。
演奏するものだから、人の書き込みがあると弾きにくそう。
①かな!」
🤵♂️「その読みで間違いありません。
楽譜やバンドスコアは、コピーしたり、タブレットに取り込んで使う人も多くいます。
一度取り込んでしまえば、多少のヤケや使用感は演奏にはほとんど影響しません。
ですが、書き込みだけは別です。
だから、
『書き込みはありません。』
この一言が、大きな安心材料になるのです。」
👦「なるほど!
少しくらい傷んでいても、書き込みがないことを、一番大事にする人もいるんだ!」
🤵♂️「鋭い。
購入者が何を求めているかで、価値は変わります。
実際に購入したあと、どんなふうに使うのか。
そこまで想像できるようになると、購入者が本当に知りたいことも自然と見えてきます。」
👦「なるほど!
本によって、購入者が知りたいことは違うんだ!」
🤵♂️「そこまで見えましたか。
ですが、私は本を見ていたのではありません。」
👦「え?」
🤵♂️「私は、本を買う人を見ていたのです。」
✅ なぜ買うのか・どう使うのかを考える
✅ 本によって購入者が気にするポイントは変わる
✅ 購入目的が分かれば、書くべきことも自然と見えてくる
✅ 同じ状態でも、本によって伝えるべきことは変わる
👦「なるほど!
本じゃなくて、買う人を見ることが大事なんだね!」
🤵♂️「そこまで見えましたか。
購入者心理が少し見えるようになったところで、次はいよいよ、多くの人が悩む値付けの事件です。」
👦「待ってました!
値段って、どうやって決めるの?」
🤵♂️「それは探偵にとっても、一番頭を使う事件です。」
👦「難しいの?」
🤵♂️「ええ。
ですが、順番に謎を解いていけば大丈夫です。」
👦「よーし!
早く事件を解きたい!」
🤵♂️「では、次の事件へ向かいましょう。」